こんにちは。
NPO法人 NAGOMI MIND 代表の塚田ひろみです。
みなさんは、自分の本当の気持ちが、「これだ」とすぐに分かりますか?
「本当の気持ち」に自信がありますか?
自分の気持に気がついてあげること。
それは、ちょっとむずかしい作業です。
自分を守ろうとして、よく見せようとして、
本心ではないことを言っていたり。
しっかりしている自分、やさしい自分になりたくて、
自分の意見を言うことを我慢する、
本当はやりたくないことをやる。
そうして、日々ねじれてしまう。
そうした行動・言動で抑え込んだもの。
それはどこに溜まるかというと、あなたの身体です。
身体の痛み、緊張・コリ、左右差。
そんな形で、身体についています。
なので、本当の気持ちを知りたかったら、
身体をバランスのいい状態に戻してあげることがとっても近道になります。
本当の気持ちは、身体にあらわれる。
小さな子どもたちは、身体を使って感情を表出します。
だから、身体はやわらかくてしなやかです。
一方で、本当の気持ちを言いたかったけれど、言えなかった。
親に甘えたいけど、我慢した。
誰にでも、少しくらいはありますが、それが日常化し、極端なケースになることもあります。
そうしたお子さんたちは、欲しい物に向かって、手を伸ばしながら、身体は後退する。矛盾した反応を示します。
(参照:エインズワースの安全基地の研究)
大人になっても、同じようなことがあります。
やりたいけど、身体が動かない。動けない。
少しずつ、身体をゆるめて、バランスを整える。
そうすると、身体から素直になって→自分の本当の気持ちに気がついて→そこに向かって動けるようになっていきます。